「サー・ゲオルグ・ショルティー墓参」
ジャズの世界を知るきっかけになったのが「マッコイタイナー師匠」の演奏だとすれば、
クラッシックの世界を本格的に知るきっかけになったのが指揮者「サー・ゲオルグ・ショルティー」の演奏
世間の評価はどうあれ、オケの音を出し切り歯切れの良い演奏は私好み。
今でも、一番尊敬する指揮者。
ただ彼は、10年前に亡くなってしまった。
一度も生で観ることなく、訃報に接したとき実に残念だったことを覚えている。
彼は、ハンガリー生まれではあったが、後半生はシカゴ響などで活躍し、イギリスからKBE(ナイト・コマンダー)を授与され「Sir」となっていることから、てっきりイギリスあたりに墓があるのかと思っていた。
とあるきっかけで、調べると、彼はハンガリーの首都ブタペストのファルカシュレーティ墓地に埋葬されているというではないか。。
1988年に彼が亡骸を移送したバルトークの隣に。
そのファルカシュレーティ墓地は来年1月に私が泊まるホテルから、
バスとトラムを乗り継げば30分程度で着いてしまう場所にあるということで、墓参決定。
▼(追記)というわけで実際に墓参してきました。
「イェフィム(ヤーフィム)・ブロンフマン」のコンサート@N.Y.メトロポリタン美術館
イェフィム(ヤーフィム)・ブロンフマンは、クラッシックのピアニスト。
今生きている中では、彼ほどの演奏をするピアニストは少ないと個人的には思っている。
で、こちらも、たまたまなのだが、1月に、ニューヨークのメトロポリタン美術館で彼が室内楽のコンサートを1日だけ行う。
その日、私はブダペストからのトランジットでNYに1泊だけしているという、めぐり合わせ。
ラフマニノフのピアノ協奏曲3番好きなら、2004年サントリーホールでのイェフィム・ブロンフマンとウイーンフィルのコンサート(ゲルギエフ指揮)を知っているかもしれない。
その映像が、過去youtubeに上がっていて観たのだが、衝撃をうけた。
これは一度、「生で本人を見てみたい」となったのだが、実際のところ日本には良く来るが、こちらが行けてなかった。
で先ほどのコンサート。
ニューヨークフィルの楽団員とメトロポリタン美術館内のホールで
・モーツァルト ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498・ドホナーニ 弦楽セレナーデ(トリオ)
・シューマン ピアノ五重奏曲変ホ長調 op.44
が演奏される。さくっと予約。行くことに。
このうち、特にシューマンの曲はメリハリのあるいい曲。
リヒテルとボロディン弦楽四重奏団の演奏を手に入れ勉強中。
夜のメトロポリタン美術館も楽しみだし、座席がピアノ側の一番前なので、これも楽しみ。
何の因果か、彼はバルトークの協奏曲で、グラミーを取っている。
(私が、演奏会の前日にブダペストでバルトークの墓参。)
▼(追記)というわけで実際に聴いてきました。