表題見て察しの良い方は、なんとなく理解できたかと思うのですが(笑)
ひとつ前の記事(AA400 DFW-JFKの話)で、あれほどやきもきした、次の乗り継ぎ便AA196便 JFK発-MXP行は、まだゲートにいました。
▼乗り換え急げ。
▼まだいて一安心・・・
ですが、、、、ゲートオープンが過ぎていて、優先搭乗のお客さんが乗ったのはずなのに、それ以降の呼び出しがかからない状態。はて???
前の飛行機の到着から、これの出発予定に15-30分程度しかなかったため、預託荷物の状況だけ、ゲートカウンタで聞こうと思っていたのですが、
まだ乗る客も見当たらない状況では様子見にしました。
まあ間に合ったので、ほっとしたのも束の間。
様子見ること30分程度。まったく呼び出しがかからない。おかしい。
もう出発時間なのに、何のアナウンスもない。ディレイの告知もなければ案内表示の変更もない。「now bording」のまま。
ようやく告知があったと思ったら、なぜか最初はイタリア語。
そして優先搭乗したはずの乗客が降りてきた・・・・
よくよく聞けば、メカニカルトラブルと・・・。
外の機材を見ると、整備士が外から1Rのドア(最前)を一生懸命閉めようとしているものの、「手をレバーから離すと開いちゃう困ったチャン(扉)」と戦っていました。
そのときパイロットがコックピットの窓開けて窓拭きしていたのが印象的でした、ヒマだったのかな?
▼こまったちゃん機材 B767-300ER N361AA (cn 24042/235)
これか。こりゃだめだー。
767のドアは上方に開き、解放時は機内に収納される特殊なもので、かっこいいけどトラブル多そうな機構。
さあ、どうなるAA198便と自分(+連れ)の運命。
切れる客。どなる客。(数名)
こういう時、そんなことしても何もまともには解決しないのに。
この国では言うことは言うべきだけれど、要求があれば冷静に。計算なしに怒鳴っても結果はあまり変わらない。
それに対して毅然と声を張り上げるアメリカン職員(いつものこと)、がんばれ。
▼ケンカ中
とはいえ、大半の乗客はしょうがないよね的な感じでした。
まったくそれらを意に介さないで、別の話で盛り上がる乗客の大半はラテン系のノリ。さすがMXP行き。
しばらくすると、ゲート職員がミールバウチャーを大量に印刷し始めました、要するに、これは長期戦の予告みたいなものです。
職員を心で応援しつつ、自分は、そそくさとミールクーポン($10)をもらい、ターミナル内のレストランでボリュームだけでかくて、いまいちなピザを食すことにしました。
▼ミールクーポン$10
▼でかくてまずいピザ
ゲートに戻ると、
「この機材はもう飛ばないから新しい機材を用意したので、本館のゲート8に移動しろ、搭乗券はそのままで乗れる、出発は21時30分。」
というようなことを告知中。
そうなれば話は早い、搭乗まで1時間程度あるので、第8ターミナル本館のFlagshipラウンジで連れはシャワー、私はMXP以降の鉄道の変更をかけるためインターネット端末に。変更かけて、切符を印刷。便利な世の中。
ちなみにこの時、「運び屋さん」が示唆していたとおり、JFKのFlagshipラウンジいや、どちらかというとアドミラルズクラブが、えらいことになっていたのですが、これは後ほど。
搭乗時間になり指定のゲート(たしか8番ゲート)に向かうと、違う767-300ERがスポットに居て、ゲートの表示もMXP行きとなっていて安心したのですが、同じゲートから午後10時ごろ出発する南米行きが翌日朝7時に変更となっており、まさか、これを潰してMXP行きにしたのでは?!と気になりました。
たぶん間違ってはいない気がしますが。
ゴタゴタはあったものの、4時間遅れで、AA198は出発。
MXP着は朝11時の予定。
3時間遅れ程度で到着できそうとのこと。
▼約4時間遅れ(正確には3時間45分)
日をまたぐことは無くなりそうで一安心。
余談・この便の遅れに対して、何も言ってないのですが、後日AAから謝罪メールとボーナスマイル5000が加算されました。上級会員のみかな?