ローマ、レストランに関しては玉石混交で、フィレンツェのように何処に入っても概ね大丈夫とは言えない節がある。というのも2006年末にあまりいい思い出がなく、調べてもローマに関してはコレという店がなかなか見つからない。
できれば地元料理を出す庶民的な店をということで、調べ上げて場所的にも寄り易いこの店をピックアップ。
結果はオーライ。家族経営でなかなかいい感じの料理を出し高くも無い。
もちろん味は抜群。なにより昼から夜までノンストップで開店しているのも素晴らしい点。覚えておけば旅行の際に役立つ。
バルベリーニ広場の噴水
地下鉄A線バルベリーニで降りて地上に上がるとコレが目に入る。
ここから北に数分歩いたところに「リストランテ・バルベリーニ」がある。
Ristorante Barberini
こんな店構えなので入りにくいかもしれないが、店の人は至ってフレンドリーなので臆せず入る。
今回はアンティパストはパス。いきなりプリモとして
「ブガティーニのアマトリチャーナ」
「カルボナーラ」
をシェアで頼んだ。両方共ローマの名物で、ブカティーニというのは穴空き極太麺。また、本場のカルボナーラは生クリームを使わないシンプルなもの。
Bucatini alla Amatriciana と Spaghetti alla Carbonara
シェアで頼んだら、ワンプレートにして出してくれた。
こんなことを頼むのは日本人だけのようで、店主が何故かデジカメを持ち出して撮っていた・・・・。
ホームページで使うかもということらしい。
太麺のブガティーニが濃厚なトマトソースに合う。
生クリームを使っていないのにクリーミー。下手な店に行くと卵が固まってボソボソになっていたりするが、ここのは完璧。
パスタだけ食べに来てもいいと思った。
Abbacchio al Forno con Patate (Roasted baby lamb with potatoes)
これまたローマの名物らしい。
ラムは癖がなく、同行者はローマで食べたものの中ではコレが一番と言っていた。
Coda alla Vaccinara (Oxtail with spicy tomato sauce)
これもローマの名物で、日本でも出す店がある有名な料理。
牛テールのトマト煮込み。肉はほろほろで柔らかく、意外にさっぱりとした味付け。
バナナのタルト
店主おすすめデザートだったが、ちょっと甘い・・・
ティラミス
ティラミスが無難。
レシート
上記の料理に水2本、ワイン一杯、エスプレッソ、紅茶で€72。
あれコペルトがタダになってる・・・
ローマで食事なら覚えておいて損はない店。
▼場所。地下鉄A線バルベリーニ駅から3分