スイス鉄道三昧の半日。
その3 MOB鉄道GoldenPassPanoramic モントルー〜ツヴァイジンメン
ゴールデンパスはモントルーからルツェルンまでの路線。
この路線を三分割するように、それぞれMOB、BLS、スイス国鉄SBB(旧ZB)が運行している。さらには、BLSだけ標準軌、他が狭軌というように線路幅まで異なる。
よって、走破するためには、ツヴァイジンメンとインターラーケン・オストで乗換が必要。
今回乗ったMOB鉄道のルートが下記。
ツヴァイジンメンまで行き、そこでBLSのゴールデンパスに乗り換える。
機関車が中間に連結されているので、前方後方共にパノラマ車による先頭の景色が楽しめる。
MOB鉄道GoldenPass 1等車
今回は、空いていた最後部のパノラマ車両に乗ることに。
ちなみに写真に写っているおじさんは地元の人らしく、犬をつれていた。
そして、山の上の途中の駅で降りていった。
MOB鉄道GoldenPass 1等車
写真にある、先端のパノラマ部分8席に座るには事前指定と別料金が必要なため、空いていても座れない。
ただし、その8席の後ろに2つだけある先端部を向いている座席は、予約や別料金の必要がないため後にそこへ移動した。
モントルーから出発してしばらくは進行方向左手に座ると急勾配を登りながら、レマン湖とモントルーの街並みなどの素晴らしい景色が一望できるので、先頭に座るより横窓の景色の方が素晴らしい。
MOB鉄道GoldenPass 1等車
ゆったりした1等車車内。
MOB鉄道GoldenPass 1等車 レマン湖
出発して15分ぐらいは、進行方向左手のほうが景色が素晴らしいのでおすすめ。
レマン湖とモントルーの街並み
晴れていればもっと素晴らしい景色だったろうに・・。
天気ばかりはどうにもならない。
登坂中の駅
鉄道博物館があるらしい。
「歓迎 ブロネイ・シャンビー鉄道!?」
「歓迎」って漢字が日本の温泉地を想起させる・・スイスなのに。
世界の車窓から
登り切ると列車はのどかなスイスの山の中をスイスイと進んでゆく。
モンボーヴォン(montbovon)
ここから支線が出ていてそちらに行くとチーズで有名なグリュイエールに行けるらしい。
アルプスといえば
羊がうまそうに草を食んでいる。スイスっぽい光景。
こういうのはそこら中で見られる。
いかにもな渓谷
もちろん山の中を走るローカル線おなじみの渓谷なんかもあり。
湖沼あり
牧場と湖沼のコントラストも楽しめる。
先頭車先頭部分
ここから8席は予約してお金を払っていないと入ってはいけません、という看板。
でもその後ろに2席ある部分は座っても可。
この日はもうこの時点ではこの車両に私一人という状態だったので、もちろんだれもおらず、後ろとはいえ後方パノラマは独り占め。
こんなかんじ
前に人がいないので撮り放題、眺め放題。
少し晴れ間が
一番標高の高いあたりで、少しだけ晴れ間が・・・
ずーっと晴れていれば、ゴールデンの名に恥じぬ最高な景勝路線だと思う。
ザーネン
天気が残念。
お、なんだか駅名がドイツ語っぽくなり始めた・・このへんからドイツ語圏かなと。
小さな駅
一応急行なので、小さな駅をいくつも通過していくものの、結構な数の駅に停まる。
のどか
まさに牧歌的な景色の中をひたすら行く。
日本人が思い描くスイスの田舎そのものの景色。
コーヒー
一等車にたった一人の乗客。
同乗していたアテンダントもさぞかし暇だったに違いない。
オーダーを取りに来たので、コーヒーなんぞ頼んでお茶を濁す。
運転席の入り口
運転席は屋根の上にある。
写真の真ん中のドアを開けるとそこへの階段が現れるらしい。
一番晴れた瞬間
これが全行程中で一番晴れた瞬間。
ツヴァイジンメン
モントルーから約二時間でツヴァイジンメンに到着。
MOB鉄道GoldenPass 1等車車両
乗ってきた車両。約1時間半の間、私1人を運ぶために連結されていた・・・。
MOB鉄道GoldenPass Ge4/4 8000型 電気機関車
この機関車が編成のど真ん中連結されていてMOBのGoldenPassの動力源。
さて、次はツヴァイジンメンからインターラーケン・オストまでBLSのゴールデンパスに乗る。
乗換・・といっても実は隣のホームに停まっている客車に乗り換えるだけ・・・