2011-9-5更新
1ヶ月世界一周・第3日目 その3
NRT-JFK-(LIM)-SCL-IPC-SCL-EZE-(ASU)-EZE-JFK-SFO-ORD-ANM-VIE-MAD-VCE-LHR-HKG-SIN-NRT
当分個人的イベントがないので、更新頻度を上げていきますよ!
気がつけばもう一年以上も前の話ですね・・・
フライトタイム約5時間半とは言え、朝出発の西行き昼行便であるため、「早く食べさせて寝かせてしまえ」という雰囲気はなく、ゆったりとしたサービスペースで実に快適。
あまりにも、まともなビジネスクラスなので、
「本当にこの飛行機は秘境イースター島に向かっているのか?」
という疑問がよぎったりよぎらなかったり。
朝食。
適当な盛り付けのスクランブルエッグ。
ハムとマッシュルームそれとミニトマトが申し訳程度に添えられている。もう少し盛ったほうがいいんでは。。
とは言えトーストはカリッと焼かれていてgood、クロワッサン的なパンもなかなか美味しかったです。
定番のドルチェ・デ・レチェも添えられていました。
トーストに、バターとドルチェレチェを塗ると雰囲気としては、シンガポールのカヤトーストを思い出す。
IFEのコントローラはこんな感じです。
中央が液晶になっていて選択チャンネルなどが表示されます。
外はすっかり海の上。地球の丸さを感じる一時。
じゃーん、フルフラット。
ライフラットとフルフラットはものにはよりますが20度〜10度程度の角度差。
しかしこの差が寝ると埋められないほど大きな差になります。
人間は平らなところで寝るようにできてるんだなと。
このシートはクッションに厚みがあるので、横向きに寝てもそう辛くないですし、寝返りも打てます。
他のサービスはどうでもいいくらいフルフラットは素晴らしいものです。
アメリカンではテロ後上空でもクラスの仕切りのカーテンをしない時期がありましたが、最近は見通せる薄手のカーテンをするようになりました。
しかし、LANはこの通りバッチリ仕切ってます。
そして、見ての通りガラッガラ。イースター島にビジネスクラスで行く人の実に少ないこと。
左側のカーテンで仕切られた座席(区画)はクルーレストです。
サンチアゴをSTGOと略す。グアヤキルはフルスペルなのに。
拡大されると海以外表示されないイースター島。左の点が目的地。
絶海の孤島。周囲400kmに島はなく。
人が住んでいる島は一番近いピトケアン島で2000km弱。
そのピトケアン島も人口50人の飛行機も飛んでいないような秘境、
ちなみにそこには、今現在(2011.9)かの「運び屋さん」が向かっている最中です。
そのくらい周囲から隔絶された島。イースター島。イスラ・デ・パスクア。ラパヌイ。
思えば遠くにきたもんだ。。。
地球はそんなに広くないですね。
間食。ビーフとツナのサンドイッチ。
ウイングレットが美しい空飛ぶカローラB767。
高度10000メートルの絶景。大気の美しさと、宇宙に続く空の色に注目。
ビジネスクラスなのでちょっとした気遣いがトイレにも。
無機質になりがちな航空機内で、壁に高級感あるウオールナット調を使うなどインテリアにも結構機を使っているキャビン。
イースター島への降下が始まりました。
降下中、降雨をこんな形で見ることも出来ました。飛行機ならではですね。
ずーっと海なので、イースター島の崖が見えたと思ったらもう着陸。一瞬の出来事です。
スペースシャトルの緊急着陸も可能なように整備されたという滑走路に滑り込み、なんにも無い駐機場にスポットイン?。
イースター島マタベリ国際?空港に到着しました。
タラップ車?がノロノロと近づいてきます。
国際空港と言っても右手に見えるのが空港ターミナルですよ!
凄いところに来てしまった。
イースター島では例外を除きある程度以上の建物は建ててはいけないんだそうで、建物の殆どが平屋か二階建て。
空港ターミナルもそれに習っているのかそもそも平屋で十分なのか、こんな感じです。
LAN Boeing 767-316ER CC-CZW / CZW (cn 29227/698)
ヒコーキファンには、「たまらないひととき」ですね。他に到着便もないですし、B767見放題。
それにしてもLANのカラーリングとウイングレット装備のB767は美しいです。
入国?もターミナルの入り口に立っている係に書類渡すだけ。以上。シンプルです。
一応(笑い)ターンテーブルがあるんですね。
この周りでは、各宿の案内所なんかがこの便のためだけに開設されていて、賑わっています。
おそらく宿とらなくてもこの時何とかすれば泊まる場所は見つかるかと思います。
日本人の方のやっている宿や、何故か日本人が多く利用するバックパッカー御用達キャンプサイト「ミヒノア」などなど、民宿的な宿が沢山あります。
今回自分は事前に「ホテルゴメロ」という宿をメールで押さえてから到着していたので、出口で自分の名前を書いた紙を持っている出迎えの方にピックアップしてもらいました。
写真はマタベリ国際空港の駐車場ですが、殆ど送迎と宿の車です。乗ってきた飛行機がまた客を乗せてサンチアゴに飛び立つと車は一台もいなくなります。
出迎えの時にレイをかけてくれました。
いっつも個人旅行でこんな事は初めてだったので、ハワイやグアムですらレイなんてかけてもらったことはなく、これはテンション上がりますね。
あれ、レイってハワイの言葉か・・まあ首飾りとでもしておきましょう。
送迎は「ホテルゴメロ」以外にも幾つかの宿と提携している観光ツアー社による送迎のようで、しばらく車内で待たされました。
その間雨が降ったりやんだり。
いかにも南国のお天気。。
ってあれここは南国なのか。北国?
バンに揺られてホテルへ10分程度で到着。
家を出てから、もうまる3日ぐらい過ぎてようやく最初の目的地に落ち着きました。
イースター島の宿「ホテル・ゴメロ」へつづく