2012-2-10更新
1ヶ月世界一周・第7日目 その2
NRT-JFK-(LIM)-SCL-IPC-SCL-EZE-(ASU)-EZE-JFK-SFO-ORD-ANM-VIE-MAD-VCE-LHR-HKG-SIN-NRT
太平洋を横へ、南北アメリカを縦へ、また太平洋を半往復、最初の目的地イースター島を消化し、気づけはもう7日目。ようやく第2の目的地ブエノスアイレス(エセイサ空港)へ向かう飛行機の話。
B. AIRES・・・って略すほど長くはないと思うんですが。
ちなみにSantiagoをSTGOと略すよりはマシかな。
フライトタイムは丁度2時間。時差があるので到着はアルゼンチン時間で10:35。
ボーディングゲートからラウンジが丸見えです。アメリカンのアドミラルズクラブ。
LAN Boeing 767-316ER CC-CZU / CZU (cn 29229/729)
予約時にはこの部分がLANでも数機しか持っていないA340だったので非常に楽しみにしていたのですが、スポットに泊まる機影は、どう見ても767のそれ。1998年製。
少し残念ではありますが、快適なビジネスクラスが確約されるのでよしとしましょう。
非常に快適だったLANのビジネスクラスもこれでラスト。早朝ということでオレンジジュースから。
これがアルゼンチンの入国書類!試験問題かと?
噂には聞いていたけれど、面食らいますねー。
実はアルゼンチン滞在中、パラグアイにショートトリップする予定で、またこれを書かされるはめに・・・
サンチアゴの東に連なるアンデスの夜明けです。
稜線の向こうは、もうアルゼンチン。
左側が北なんですが、もう少し左にパンすると南米最高峰アコンカグアにつながっていきます。
pluna航空の機体デザインなかなかいいですね。
日の出が近づくと共に稜線がくっきりと。
ビジネスクラスキャビンは人もまばら。数えるほどしか乗っていませんでした。
という訳で2席占領。
サンチアゴを飛び立つと旋回しながら上昇、そのまますぐにアンデス越えに入ります。
アコンカグアに連なる6000m級のアンデスの山々の風景はなかなかのものです。
夏でもこれだけの雪景色。
あ、違った。南米は冬だった。
見惚れていると離陸後30分程度、あっという間にアンデスを越えてしまいます。
あとは学校の地理で習ったアルゼンチンのラプラタ川流域の草原地帯「パンパ」上空をひたすら飛び続けます。
朝ごはんが朝日に照らされてなかなか良い感じに撮れました。
で、やっぱり付いてくるドルチェデレチェ。
こういうふうに出されたら、白いパンをナイフで切って、ハムやチーズを挟んで食べるのがスタンダードです。
濃い目のコーヒーと共に。
ひたすらパンパを行きます。一大牛生産地。このへんの人の主食は肉ですからね。
ここでもブエノスアイレスを、Bs.Airesと略す。色々なパターンがあるのですな。
折角なのでシートをわかりやすく撮ってみました。
これはリクライニング状態。
で、コチラがフルフラット状態。素晴らしい。
2時間のフライトも、あっという間に終わり、窓から外を見ると海(大西洋・ラプラタの河口)とブエノスアイレスの街がうっすらと見えてきました。
望遠。奥のビルが林立しているあたりがブエノスアイレスの中心部です。
このあとすく着陸。街から結構離れたブエノスアイレス・エセイサ空港(EZE)へ到着。
ブエノスアイレス・エセイサ空港の第1ターミナルビルの手前には、われらがAAの777がお休み中でした。
この前日あたりに経営破綻だか運行停止が報じられたメキシカーナの767とAA777の尾翼。
メキシカーナもワンワールド。大丈夫かワンワールド。頑張れ我らのワンワールド・・・・泣
ビジネスクラスのバルクヘッドはこんな感じで、木目調。
黒いお顔のメキシカーナ。最近の塗装のスタンダードは白系一色なので非常に新鮮。
我らがAAの777もニューヨークやマイアミ等のハブから結構な便数が飛んできます。
バゲージクレームの窓から、AAの777がのぞき込んでいたのでちょっと写真を撮てみました。
物欲しそうにみ、寂しそうにも見える。いや、ガン飛ばしている?
これでLAN航空の区間は終了。
実に素晴らしいビジネスクラス、航空会社でした。南米侮りがたし。(元々侮っているわけではないですが。)
アルゼンチンには3泊滞在、ただ翌日は日帰りパラグアイを予定、一旦世界一周航空券のルートから外れて、別手配の航空券でこの空港から出発します。
ライオンバス「アルゼンチンのバスはシートバックが分厚い」へ続きます。