2012-6-23更新
1ヶ月世界一周・第11日目 その2
NRT-JFK-(LIM)-SCL-IPC-SCL-EZE-(ASU)-EZE-JFK-SFO-ORD-ANM-VIE-MAD-VCE-LHR-HKG-SIN-NRT
ラウンジで休んだことで多少は回復したもの、胃腸の状態はすこぶる悪く、このあとサンフランシスコで中3日の休暇を入れておいたのが不幸中の幸い。
とにかくそこまでは行かなければ。
AA Boeing 767-223ER N324AA / 324 (cn 22325/147)
空飛ぶカローラ。B767。
その中でも200シリーズ今となっては、なかなかお目にかかることが出来ない機体。
顔つきは、最新鋭の777と変わらないので、新しい飛行機に見えてしまいますが、こう見えて、この機体1986年製、機齢にして24歳。
さらにアメリカンは、この機体をJFK-LAX,SFOのトランスコンチネンタル(大陸横断)用途にしか使わず、なんと国内線なのに3クラス制。
なので、この機体のファーストの座席に乗るには、かなりの金額払うか、ビジネスクラスの料金払って、アップグレードするかしかなく、普段は乗れないわけで、ここでもシステムワイドでアップグレードしなかったことを後悔。
ご老体ながらWiFi装備なのは、流石トランスコンチネンタル便といったところでしょうか。
Webサイト検索しても、なかなか写真が出てこない、AAのB767-200ERのファーストクラスの座席です。
2-1-2のアブレストで2列。全8席。
で、ど真ん中に1席。
なかなかに風格があります。
コチラがビジネスクラス。
一昔前の国内線ファーストの座席。
これに乗るなら、B767-300ERのビジネスクラス(国内線ではファースト扱い)に乗ったほうがいいかもしれません。ライフラットになるし。
自分の座席はバルクヘッドの7J(写真奥)。幸い隣が来ず非常に快適でした。
ファブリックは新しくなっているものの、こういうあたりは一昔感が拭えません。
アメリカンの国際線ビジネスクラスに、一昔前よく乗っていた方は「懐かしい」と思える?リクライン用レバー群。
ウエルカムドリンク。酒は無理。
雨模様のニューヨークを飛び立ち、雨雲を抜けたあたり。
約6時間のフライト、グロッキーな上にすることもないので、WiFi接続にお金を払ってインターネット。
ビジネスクラスでは、機内エンタテイメントとしてポータブルビデオを貸してくれるのですが、発売されてまだ数ヶ月の初代iPadが機内に蔓延っており、借りている人は、少なかったですね。
さすがシリコンバレーとニューヨークを結ぶ路線といったところでしょうか。
古い機体といっても機器類は、リノベートされていて大きめのモニターがついていました。
しかし、アップグレードに気づいていればカーテンの向こうだったのに。。
エアTwitter。
「そろそろ食べることが出来るんじゃないか」と気持が大きくなり、頼んだ機内食。
案の定、全く消化されませんでしたが。。
スィカゴゥ。
スィカゴゥ、その2。
シカゴ・オヘア空港。
空気が澄んでいて実に綺麗に見えました。
ここに数日後舞い戻って来て、一路ヨルダンに向かうことになっています。
ジャンボ機でも御用達のCF6エンジン。
西部に突入していきます。
トイレ、最新の航空機と同じバキューム式ですが、レバーが年代を感じさせます。
結構綺麗な洗面台。
東からサンフランシスコにリーチするときに、必ずと言っていいほど通過するモノレイク。
昔はヨセミテからこの前を通過してデスバレー・ラスベガスまで、クルマでよく行ったものです。これが見えたら、すぐヨセミテ上空。30-40分程度で着陸の指標です。
サンフランシスコ・ベイエリア。この景色を見るとホッとします。
スカッと青空、カリフォルニア。
サンフランシスコは4泊中3日の滞在で、長旅の小休止が始まります。
もう何度来たかもわからない、この地で観光なんて当然無いので、溜まりに溜まった洗濯物をリセット、一部荷物を日本に送り返す、とにかく胃腸を直す。
更に、寝て体力回復したりといった生活感あふれる予定が待っています。
さあ、とっとと荷物を引き上げて、車借りてホテルで寝るぞ!
次は、ホリディイン・サンフランシスコエアポートノース