2014.12.7 投稿
ラスベガスはフォーコーナーにあったカジノホテル「ビルス」(元バーバリーコースト、現クロムウエル)にあった、カジノ内カフェ。
ラスベガスで「カフェ」というと「カジノ内にあって24時間やっているお食事処」のことで、確かある程度以上のカジノは、これを用意しなければならないという法律だったはず。
なので、カフェといってもホテルのテーマごとに様々。ここは元々のバーバリーコーストがビクトリアン調をコンセプトとしていたため、引き継いだビルズも特に改修すること無く、内装はビクトリア調。名前も「ビクトリアン・カフェ」という、そのままな名前で営業していました。
ビクトリア調ながら、70'sあたりのアメリカンダイナーを彷彿ともさせる店内。
アメリカ人にはとても人気があって、そこら中にバフェや美味しい物や変わったレストランがあるのに、ダイナータイムやランチタイムは並びます。
我々は、24時過ぎに行ったので、すんなり入れましたが。
ミネストローネスープ。ドデンとダイナースタイル。
ステーキもこのアバウトさ。ベタベタなダイナースタイル。
深夜であろうが、朝食メニューが頼めるのもカジノのダイナースタイル。
上品さのかけらもないエッグベネディクト。でもウマイ!
最後の数年間は、なぜか中華がメニューにズラリと乗っていて、少し迷走していたりしました。客層がそちらにシフトしたのかな?
また、「お客を釣るため、激安ステーキや激安ブレックファストの看板を表に出す」場末なカジノのスタイルも踏襲されていて、いかにもアメリカのカジノのダイナーという感じなのに、立地がフォーコーナー、というギャップがとても好きだったのですが、今は昔。残念です。